書籍紹介:『33歳で手取り22万円の僕が1億円を貯められた理由』

書籍紹介

今回は久しぶりに書籍紹介をします。

井上はじめさんの『33歳で手取り22万円の僕が1億円を貯められた理由』です。

2020年3月に出たばかりの出来立てほやほやの本です。

本書の内容をざっくり説明すると、

  1. 世界経済全体に投資するインデックスファンドにコツコツ投資する(ドル・コスト平均法
  2. マイホームをリノベして購入額以上の金額で販売→新しい家を購入を繰り返す

ことで1億円も貯められたという体験談です。

1.世界経済全体に投資するインデックスファンドにコツコツ投資(ドル・コスト平均法

著者の説明はこうです。

日本の人口は減少していくけど、世界ではこれからも人口が増える。

世界人口が増えるのに伴い世界のGDPも増える。

だから世界経済全体に投資するインデックスファンドに毎月ドル・コスト平均法で投資する。

著者が目安にしている利益率に達したらすべて売って、得たお金を原資にまたドル・コスト平均法で投資、という流れを繰り返す。

僕がなるほどと思ったのは、最後の「目安にしている利益率に達したらすべて売る」というところです。

売ってどうするかというと、得たお金を原資にして、これまでの積立額に上乗せしてまた投資をします。

例えばこれまでの積立額が毎月10,000円とします。売って得たお金が600,000円で、これを10年に分けて上乗せする場合、次回からの積立額は毎月15,000円になります。

10,000円+(600,000円÷10年÷12ヶ月)=15,000円

なるほどと思ったポイントは、

  • 一度現金化して資産額を確定すると心理的に安心感がある
  • 毎月の投資額が増えて投資効果が大きくなる

です。今までの僕の頭にはなかった投資法でした。

ちなみに著者は毎月数千円とか数万円とかいう単位ではなく、手取り22万円の中でかなりの節約をして10万円規模で積立投資しています。これにさらに過去の投資の利益を上乗せしています。

でないと33歳で1億円も貯められませんよね。

2.マイホームをリノベして購入額以上の金額で販売→新しい家を購入を繰り返す

著者が1億円貯められた主な理由はこっちだと思います。

簡単にいうと、住居にかかる固定費を実質ゼロにする、ということです。

やっぱり節約の基本は固定費削減ですね!

駅近などの立地条件に対して割安な物件を購入して、マイホームとして暮らしながらリノベーションすることで不動産価値を上げ、何年後かに売りに出す。

たとえば、300万円の物件を購入して住み、さらに300万円かけてリノベーションして、2年後に800万円で売れたとすれば、2年間で200万円の利益が出たばかりか、実質的な住居費がゼロで済む。

数千万円する家を買って何十年もローンを抱える人と、住居費が実質ゼロの人では金融資産に圧倒的な差が出るのは明白ですよね。

一つ注意すると、著者は不動産について勉強し目利きを付けるという努力しているということです。

その物件をリノベーションすればどのくらい不動産額が上がるのか、正確な目利きができなければとてもまねできない方法です。

まとめ

2つ目の方法は、必要な努力量が多いので、誰にでも実現できるわけではないですが、この考え方はとても参考になりました。

1つ目の投資方法は特別なテクニックを必要としない(基本は節約とドル・コスト平均法)ので、みなさんもマネしてみてはいかがでしょうか。