社会人5年目に入って改めて就活生への助言を考える。
こんにちは。
今回は社会人5年目に入って改めて就活生への助言を考えるというテーマです。
このブログで初めて書いた記事が4年前の「就活を振り返って就活生への助言を考える。」という記事でした。
社会人5年目を迎え、考えが変わったことを記録する意味でも、改めてこのテーマで記事を書きたいと思います。
過去の記事もぜひ読んでみてください。
就活を振り返って就活生への助言を考える。(やまだゆうblog)
目次
1.結論
2.成長していない産業は努力が報われにくい
3.成長産業はどこ?
4.海外就職もあり
5.まとめ
1.結論
以前の助言(考え)は、「雰囲気で就職先を選べばよい」というものでしたが、少し掘り下げて、
「成長している業界で雰囲気の合う会社を選ぼう」という助言を、今の就活生の皆さんに送りたいです。
前回同様、絶対にこの仕事がやりたいという信念がないければ、という前提ですが。
理由は1つ、
努力が報われやすいからです。
2.成長していない産業は努力が報われにくい
成長していない産業では、努力が報われにくいです。
市場が停滞・縮小している業界で働いても、一定の量のパイを奪い合うために消耗するばかり。
そういう業界は保守的で動きも遅いことも多い。しきたりも多く、新しいことをするのが難しいです。
僕が以前勤めていた会社はもうすぐ創業100周年を迎える古い企業で、当然業界も古い業界でした。
会社自体の雰囲気はよく、働いている人も優しかったです。
しかし、市場はほとんど成長しておらず、営業として働いていた間は商品の提案よりも、クレーム対応や奪われた販売先の取り返しにほとんどの時間を取られていました。
また、営業職だったこともあり飲み会が重要視されていたのですが、僕はかなりの下戸で、ビール数口で気持ち悪くなったり、眠くなってしまうほどの弱さです。
平均グラス2杯も飲んでいないのに、参加する飲み会の8割くらいは吐いてました。酔えないのにただただ気持ち悪くなって吐く、というのはキツいものがあります。
それなのに飲めば強くなるという風潮で、よくそういうことを言われて大変ストレスでした。アレルギーのあるものを食べろ、と言われているようなものです。
業界に将来性を感じていなかったし、お酒の問題もあったので、2年で転職しましたが、今いるところも古い業界なのは相変わらず。お酒の圧が強くないので以前よりもマシではあります。
ちょっと愚痴っぽくなってしまいましたね。
3.成長産業はどこ?
じゃあ成長産業はどこ?というと、今で言えばIT業界が間違いないでしょう。
僕もIT業界で働けるように、このGWにプログラミングの勉強を始めたばかりです。
労働人口が減少する日本では、ITの力を頼らなければこれまでと同じ量・質のサービスを維持するのは難しいでしょう。
またコロナウイルスの影響で、オンライン会議や在宅ワークなどIT化が推し進められているのもIT業界には追い風です。
IT業界は大変分かりやすい例でしたが、IT業界に限らず、
興味のある会社の市場が成長しているかという視点は持つようにしましょう。
4.海外就職もあり
言語の不安をあまり感じない方は海外就職も視野に入れるべきでしょう。
アメリカは人口が増えて市場はどんどん大きくなる。
ヨーロッパも、日本よりもGDPの成長率が高く、バカンスのある国もある。もちろん成果を出さなければ日本より解雇されやすい厳しい世界ではありますが。
GDP成長率が高ければその国内の市場も拡大しているので、努力が報われやすいです。
ちなみにOECD(経済開発協力機構)のHPに掲載されていた、2019年のGDP成長率はこんな感じです。(出典:
1. Gross domestic product (GDP) : GDP, volume – annual growth rates in percentage)
- アメリカ:2.3%
- イギリス:1.4%
- フランス:1.3%
- 日本:0.7%
- ドイツ:0.6%
- EU(28か国):1.5%
- OECD平均:1.7%
ドイツは2018年は1.5%とあったのに2019年はどうした?という感じですが、先進国の中で日本の成長率が低いことが分かります。
以上のようないわゆる先進国じゃなくても、東南アジアも良い選択だと思います。
タイやベトナムなどは人口が多く、人口構成も若いので長期的な市場の成長が期待できます。
生活費が日本よりも安いのも、働く場所としての利点に挙げられます。 (お金持ちになりやすいかも)
就職からは話がそれますが、僕がよく参考にしているマナブさんというYouTuberが、主にタイを拠点に東南アジアでフリーランスとして稼いでいるので、そもそも就職に興味がないという方はマナブさんを参考にしてみるといいと思います。
マナブさんのタイで暮らしの動画リンクを載せておきます。↓↓
5.まとめ
4年越しの就活生への助言はこんな感じです。
振り返ってみると、情報的には大学生でも十分に収集できる内容でした…。
データで見るとその通りにすればいい話なんだけど、世間体や見栄とかが入ると、そうは動けなくなるのが人間なんだなと改めて認識させられた感じです。
僕も、成長産業に行けるように挑戦をしているところです。
就活生の皆さんも、世間体や見栄のためではなく自分のために就職先を選んでください。
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