仕事のクオリティは60点でいい
今回は珍しく仕事論を語ります。自分の実体験な基づいた考えです。
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結論:記事タイトルの通り
「仕事のクオリティは60点でいい」です。順を追って説明します。
僕の仕事論の前提
これから僕が話す仕事論の前提は次のとおりです。
- 会社などの組織に就職している
- 自分の心と身体の健康を守る
- アフター5の時間を取りたい
会社などの組織に就職している
つまり自営業やフリーランスではなく、上司や部下がいる環境で働いているということです。僕がこの環境なのでそれ以外のことは語れません。
自分の心と身体の健康を守る
成長していない、生産性も低い日本の組織で働いていると、やりがいよりも疲弊感を感じることの方が圧倒的に多いと思います。
そんな環境では、頑張り過ぎずに自分の身を守ることが特に重要です。
アフター5の時間を取りたい
平日の時間を仕事だけに使うのではなく、趣味や勉強など仕事以外の時間もしっかり取りたいと考えています。
アフター5の時間を使って仕事以外のことでも時間を充実したいと考えている人向けです。僕のこのブログもだいたい平日の仕事の後に執筆しています。
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完璧主義の呪い
本題です。完璧主義というのは仕事の世界では、よくはびこっているものです。仕事の成果が完璧に近ければ、それは良いことですが、基本的には実現できません。
人の感性や考え方によって「完璧」の中身が変わってくるからです。あなたにとって完璧でも、上司や同僚から見ればアラだらけかもしれません。逆もまた然りです。
真面目な人ほど自分で自分を苦しめてしまう
つい先日まで僕がそうだったのですが、真面目な人ほど自分で自分を苦しめてしまいます。
真面目な人ほどいろんな仕事を受け入れてなんでもやってしまおうとしたり、納期より前に仕事を終わらせてしまおうとしたり、逆に納期ギリギリまでこだわって仕事を完璧に仕上げようとしたりします。
結果、自分のキャパを超える状態を長引かせてしまって、潰れてしまうんです。
僕は潰れかけましたが、考えを改めて立ち直りました。
なんでこんなに苦しいんだろう→不必要に自分を追い込みすぎているんだ!と気づきました。
さらに仕事を突き詰めすぎても仕方がないという理由があります。それは、
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仕事の細部は上司の趣味・嗜好で振り回される
これは組織で仕事をする上では大前提にある理不尽だと思いましょう。上司というのはどうしても自分の考えを仕事の細部に入れたがる生き物です。
だから仕事のクオリティは60点でいい
どれだけ自分にとって100点満点に近いクオリティで仕事の成果物を出しても、上司の趣味・嗜好で変えられてしまいます。自分にとっては70点くらいのクオリティに下げられてしまうことだってありえます。
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納期より早すぎてはいけない
あんまり納期より早く成果物を上司に見せると、まだ時間があるからといって余計な見直し作業や修正をさせられることが多くなります。成果物を出すのが早ければ早いほど何度も手直しさせられる危険性が高まります。
だから仮に早く終わっても、そのまま早く成果物を見せてはいけません。その狙いは、上司の余計なこだわりに振り回されないように、時間の猶予を残しすぎない事です。
ではどのくらいの時期に成果物を見せればよいかというと、もちろんその仕事の質にもよりますが、納期まで10の期間ある仕事だとしたら、納期の2〜3前、仕事がスタートから7〜8くらいの時期に見せるのが目安です。
上司が必要十分にチェックできる時間があることに加えて、必要十分以上にこだわりを発揮させないラインです。
例外として、仕事の全体像(違う言い方をすると方向性)を確認するために50点にも満たないクオリティで、納期のずっと前(1〜2くらいの期間)に上司に相談するのはOKです。
むしろそうした方がいいです。
パレートの法則(80:20の法則)は知っている方も多いと思います。成果の全体の8割は2割の努力が生み出しているとかいうやつです。
自身の完璧主義や上司の趣味・嗜好で行われる詰めの作業は、それまでの4倍の時間や労力をかけてもせいぜい25%(20÷80)くらいしか成果物のクオリティは上がらないということです。
費用対効果が悪すぎますよね。こんなことばかりしていたら病んでしまってもおかしくないです。
まとめ
僕の仕事論をみて「意識が低い!」と思った方も多いと思います。それもそのはず、僕の仕事論の前提が序盤で話した通りだからです。
会社などの組織の仕事なんかより自分の健康の方が大事に決まっています。
僕の考え方が、読んでくださった方の悩みを軽くしてくれるものになったら嬉しいです。
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