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超簡単:候補者の選び方〜都知事選に備えよう〜

Book Review LIFE


2020年7月5日は都知事選です。今回の候補者は22人と非常に多く、どの候補者を選んでいいか悩みますよね。

ちゃんと考えて選ぶのがめんどくさくなって、結局、現職の小池都知事を選んでしまう人が多いと僕は予想しています。

そこで、『人生を面白くする 本物の教養』という本で僕が学んだ、超簡単な候補者の選び方をお話しします。

目次

1.導入:『人生を面白くする 本物の教養』とは

2.大原則:今の政治に不満があるなら別の候補者を選ぶ

3.選び方①:公約で選ぶ

4.選び方②:年齢で選ぶ

5.選び方③:性別で選ぶ

6.投票に行かない人も実は明確な、ある意思表示をしている

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1.導入:『人生を面白くする 本物の教養』とは

現 APU(立命館アジア太平洋大学)の学長で、ライフネット生命保険株式会社の創業者である出口治明さんの2015年の著書です。

教養とは人生における面白いことを増やすためのツールであるとし、どうしたら身につけられるのか、読書、人との出会い、旅、語学、情報収集、思考など幅広いテーマからそのヒントを教えてくれる良書です。

例えば本書の中では、選挙とはロクでもない候補者の中から少しでもマシなやつを選ぶ忍耐力を要することだと紹介されています(だいぶ意訳しています)。

そもそも選挙に立候補する人たちはロクでもない奴だという前提を知っていれば、「いい候補者がいないから」といって投票をしないという選択が的外れであると理解できるはずです。

2015年当時、僕は大学4年生だったのですが、世の中にはこんな面白い本を書く人がいるのかと大変感銘を受けました。

今読んでも損はないと思うので、ぜひ読んでみてください。

『人生を面白くする 本物の教養』出口治明

2.大原則:今の政治に不満があるなら別の候補者を選ぶ

本題に入ります。選挙で候補者の選ぶときの大原則は、

今の政治に不満があるなら別の候補者を選ぶことです。

今回の都知事選ではどうでしょうか。最近コロナ対策で「東京アラート」など名前のインパクトばかりで実効力に疑問を感じるものや、前回の都知事選で語っていた7つゼロという公約の達成状況、当選直後の豊洲市場問題を考えると、小池都知事にあまりよい評価はできないかな、という印象です。

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3.選び方①:公約で選ぶ

公約で選ぶ方法は、一番理想的な候補者の選び方だと思います。自分が賛同できる公約を掲げている候補者に投票するのです。

とはいえ、どの候補者も似たような公約を掲げている事が多いですし、現職以外は、現職に反対する公約を掲げていたりして選ぶのが難しいですよね。

なので次から、『本物の教養』で紹介されていた分かりやすい選び方をお伝えします。

4.選び方②:年齢で選ぶ

政治は次の世代のことを考えて行われる事が理想的であると、個人的には思っています。

となるとなるべく若い人に政治を担ってもらった方がいいですよね。

また決断力や行動力も若いリーダーの方があるように思います。

今回のコロナ騒動で、存在感を示していたのが大阪の吉村知事(45)や北海道の鈴木道知事(39)でした。

皆さんはどう感じましたか?

今回の都知事選の候補者は、小池都知事(67)と比べて、30代、40代の若い候補者が多く、有望な投票先が多いと思います。

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5.選び方③:性別で選ぶ

より率直にいえば女性の候補者を選ぶということです。

日本は世界的に女性リーダーが少ないです。女性候補者に投票するだけで、オジサンばかりの政治の世界に新しい風を吹かせることにつながります。

現職の小池さんも女性で、4年前に当選した時は時代が変わった、と大袈裟ですがそう感じました。

外国の話で恐縮ですが、ニュージーランドのジャシンダ・アーダーン首相は女性で、しかも30代と若いリーダーです。

日本で同じようなリーダーが誕生するのには、30年はかかる気がしています…。

6.投票に行かない人も実は明確な、ある意思表示をしている

いかがでしたでしょうか?

今回お話しした選び方を実践すれば、どの候補者に投票するか決めるのはそんなに難しくないと思います。

もちろん自分の基準で選ぶのも良いです。大事にはこれからの政治を任せる人を自分で選ぶという行動をすることです。

年々、投票に行かない人の割合が多くなっていると思います。(都知事選に限っていえば50〜60%前後でこの30年くらいは横ばいですが)

選挙に行っても世の中は変わらないと感じている、そもそも政治に興味がないなどいろんな理由があって投票に行かない人がいると思います。

でも、投票に行かない人も実は明確な、ある意思表示をしています。

ロクでもない候補者が当選して、どうしようもない政治をして、どんな不利益を自分が被ったとしても、文句を言わず黙ってそれを受け入れますという意思表示です。

政治を任せる人を選ぶ行動をしなかった人が政治に文句を言うなんておかしいですよね。

でもそんなのみんな嫌だと思います。

だから、今まで選挙を無視してきた人は、ぜひ選挙に行って、前向きに意思表示をしましょう!

人生を面白くする 本物の教養(出口治明)

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