メンタリストDaiGoさんから学ぶ3つのマインドフルネス
Steve BuissinneによるPixabayからの画像
やまだゆうです。
今回は2020年8月に出版されたばかりのDaiGoさんの新著『自分を操り、不安をなくす究極のマインドフルネス』の書籍紹介です。
自分を操り、不安をなくす 究極のマインドフルネス(amazon)
この記事を読んで欲しい人:何か新しいことに挑戦しようとしている人や、世間の目が気になって自分がやりたいことのために動き出せない人
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本書の概要
多くの人が抱えている不安や悩みのほとんどは本人が勝手に抱いているもので、自分の捉え方や感じ方を変える(=自分を変える)ことで、それらを解消し、幸せに生きることができます。
本書では、自分を変えるためにDiaGoさんが実践してきた中で、役立った考え方やテクニックを紹介しています。
この記事では個人的に印象に残ったもの、実践してみたいものを3つまとめました。
ちなみに、「マインドフルネス」や「瞑想」について本書でDaiGoさんは次のように定義しています。
自分を変える一歩を踏み出すカギとなるのが、「マインドフル ネス」と「 瞑想」です。マインドフルネスというのは、ひと言でいうと「気づき」であり、それを強 化してくれるのが瞑想なのです。
1.嫉妬を上手に使おう
皆さんは嫉妬をしたことがありますか?
嫉妬は、誰かを羨ましいと思う感情で、たいていの場合は、他人の足を引っ張ることに使われる、マイナスイメージの強い感情です。
この感情には意外な利点があって、上手に使えば前に進む力となるというのです!
その意外な利点というのが、「自分の欲しいものが明確になること」です。
嫉妬は自分が欲しいものを、相手が持っているときに起こる感情です。
だから、自分が何に嫉妬するのかを客観的に分析してみると自分が欲しいものがわかるかもしれません。
僕の場合ですが、以前Twitterでこんなツイートをしました。
大学の同期だった友達が車を買ってることをこの間知ったけど、
1ミリも嫉妬も羨ましさも興味も湧かなかったから、
間違いなく車は欲しいものではないかな🚗
たぶん、お金も違う。基本的な生活ができれば満足できると思う。
— やまだゆう@公務員からエンジニア転職を目指す (@yamaday0u) August 17, 2020
残念ながら、自分の欲しいものが何かはまだわかっていませんが、別に欲しくないものはよくわかりました。
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2.不安をモチベーションに変える
不安は悪い意味で使われやすいですが、不安をうまく活かすことでポジティブな行動や結果を出していく考え方を「不安モチベーション」といいます。
たとえば、
- 不安を感じたから期限を守ることができた
- 不安を感じたから達成するために集中できた
とかです。
こういった不安を、前に進むための原動力とするためには、何がどのくらい、どのように不安なのか、なぜ不安なのかといったことを細かく描写できるようにしていくことが重要です。
つまり、不安をコントロールできるようにしていけば良いのです。
僕の場合、公務員からのエンジニア転職を目指していて、やっぱり不安というのは感じています。
それを分解してみた結果、次のようになりました。
- 公務員という、途切れずに給料がもらえる環境を出ていくこと(=収入がゼロになるリスク)への恐怖
- コロナ不況で転職が実現できるのか
- 転職できたとしてその職場がブラックではないか
- いい職場だとして、自分が満足に活躍できるか
こんな感じです。
これらの不安ってやってみなければ分からないことしかないので、しっかりと未経験から転職エンジニアとしては十分なプログラミングスキルを身につけて、焦らずに企業研究をやって、新しい職場の技術に追いつくために日々勉強する習慣を身に付けるしかないと腹括って今できることをやろうと思えます。
こう考えるぼんやりと感じていた不安が少し解消されるのではないでしょうか?
3.内なるサイコパスを作ろう
最後に、本書の中で一番印象に残った考え方を紹介します。
それは、「内なるサイコパス」を作って、過去への後悔や未来への不安に捉われず、「いま、ここ」に集中する能力を高めようという考え方です。
サイコパスの脳は、目の前のことに集中しているので、過去への後悔や未来への不安を少ないそうです。(ちなみにサイコパスと同様に過去への後悔や未来への不安を少ないの人間は、僧侶だそうです。意外な共通点があり、面白いですよね。)
では、サイコパスではない人たちが、サイコパスがもっている役に立つ思考「ファンクショナル・サイコパス」を手に入れるためにどうすれば良いのでしょうか。
本書では次の3つの方法が紹介されています。
- ポジティブな感情に集中する
- 瞑想する
- 感情と行動を分離する
このうち、3つめの「感情と行動を分離する」について説明します。
サイコパスは、他人や自分の感情に左右されず、非常に客観的です。これを参考に、自分がサイコパスのように他人の目をいっさい気にしない人間だったら、どのように行動するだろうか、とイメージして、
- 自分のいまの行動をとめているような感情がなくなったらどう思うか
- 他人の目が気にならなくなったらどうなるか
- いま目の前にあることがどうでもいいことになっているとしたら、どう考えるか
を考えると、サイコパスに似た行動が取れるようになります。
ぼくたちが感じる不安は、そのほとんどが世間体ではないでしょうか。
「あいつは失敗したと思われたらどうしよう」、「あいつは変なやつだと思われたらどうしよう」
こういった他人の評価や感情、それを想像する自分の感情を、行動から切り離すことで、不安を解消することにつながるのです。
かなり納得感がある考え方だと思うのですが、皆さんはどう思うでしょうか?
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最後に
今回はぼく個人が「これは!」と思った考え方を抜粋して記事にしました。
結局のところ、不安をなくすには、不安を原動力にして行動を起こしていくことが大事なんだと思います。
別の言い方をすれば過去への後悔や未来への不安にとらわれず「今、ここ」に集中することです。
そのための考え方やテクニックが本書にたくさん載っています。皆さんもぜひ読んでみてください。
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