つみたてNISAをはじめよう:投資初心者のために徹底解説
やまだゆう(@yamaday0u)です。
今回は、これから投資を始めようという方に向けにつみたてNISAを紹介したいと思います。
今まで全く投資をやったことがない投資初心者の方に向けた記事です。証券口座の作るところから説明します。
目次
0.投資初心者が目指すべきゴール
1.証券口座を開こう:ネット証券一択
2.証券口座の種類:つみたてNISA口座がオススメ
3.なぜつみたてNISAがいいか:税制上の優遇措置がある
4.なぜ投資信託か:低リスクで管理も楽だから
5.どこに投資すべきか:米国か全世界が鉄板
6.投資の運用方針:基本はほったらかし
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0.投資初心者が目指すべきゴール
いきなりですが、投資初心者が目指すべきゴール(結論)は次の通りです。
ネット証券のつみたてNISA口座で米国or全世界インデックスファンドにつみたて投資
順を追って説明します。
1.証券口座を開こう:ネット証券一択
投資をするには、銀行口座とは別に証券口座を開く必要があります。
ここの証券会社がオススメというのはありませんが、ネット証券の会社にしましょう。
実店舗を持つ証券会社に比べて、ネット証券は金融商品を売買するときにかかる手数料が安いからです。
実店舗を持つ証券会社は店舗を置く土地・建物にかかる固定費の分だけ、商品の売買手数料がかかります。
ちなみにぼくが使っているネット証券の口座は、楽天証券とauカブコム証券です。
ぼくが持っている銀行口座から「手数料なし」で投資資金を「即入金」できる証券口座だからです。
楽天証券には楽天銀行から、auカブコム証券には三菱UFJ銀行から手数料なしで即入金できます。
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2.証券口座の種類:つみたてNISA口座がオススメ
証券口座を作る証券会社を選んだら、次はどの種類の口座を作るかを選びます。
証券口座には売却損益計算や確定申告の有無により、次の種類に分けられます。
- 一般口座:売却損益計算なし、税金の計算なし、確定申告必要
- 特定口座(源泉徴収なし):売却損益計算あり、税金の計算なし、確定申告必要
- 特定口座(源泉徴収あり):売却損益計算あり、税金の計算あり、確定申告不要
- (つみたて)NISA口座:そもそも非課税のため確定申告不要
商品を売却した時の損益を自分でするかどうか(売却損益計算)
商品の売却益から所得税・住民税の計算を自分でするかどうか(税金の計算)
確定申告を自分でするかどうか、で分けられています。
初心者かつ本業の片手間でやるなら、売却損益計算、税金の計算、確定申告が不要なつみたてNISA口座で、投資信託にコツコツ積み立て投資をするのが、現状ベストの選択です。
3.なぜつみたてNISAか:税制上の優遇措置がある
つみたてNISAは毎年40万円を上限として投資信託の購入が可能です。
つみたてNISAで各年に購入した投資信託を保有している間に得た分配金と、値上がりした後に売却して得た利益(譲渡益)が購入した年から数えて20年間、課税されません。非課税で保有できる投資総額は最大800万円となります。
基本的には分配金と譲渡金には受け取る前に20%課税されますが、つみたてNISA口座ではこれがかからないということです。
ちなみに非課税期間の20年間が終了したときには、NISA口座以外の課税口座(一般口座や特定口座)に払い出されます。
つみたてNISA口座で投資ができる期間は2018〜2037年までです。
やるかどうかで迷っている間にどんどんお得な期間が短くなってしまうのでさっさと始めてしまいましょう。
積み立てのプランですが、ぼくの場合、毎月3万円の投資+6月・12月だけ5万円投資のプランを立て、上限の40万円満額で投資するようにしています。
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4.なぜ投資信託か:低リスクで管理も楽
(Ahmad ArdityによるPixabayからの画像)
投資信託(ファンド)は、ある方針・指標に基づいてプロの投資家が複数の個別株式や債権などを購入する商品です。
日本なら日経平均、米国ならNYダウやS&P500などの経済指標と同じ動きをするよう目指すインデックス(指標)ファンドや、環境に配慮した経営をしている会社の株式に投資する方針をもつファンドなど様々な商品があります。
投資信託は、個別株式に投資する場合と比べて、値動きが緩やかで元本割れするリスクが低く、値動きを心配する必要性が小さいので管理が楽です。
一方で投資信託のデメリットは、個別株式よりも大きい運用益を出すことはまずないこと、信託報酬(プロの投資家に支払うコスト)が定期的にかかることです。
こういったデメリットがありますが、低リスク・管理が楽という面から初心者が投資を経験するには最適な商品だといえます。
5.どこに投資すべきか:米国か全世界が鉄板
ここまで、つみたてNISA口座で投資信託をしようという話をしました。
次に、どの投資信託に投資すべきかという話ですが、米国か全世界に投資するインデックスファンドがオススメです。
米国と全世界、共通するキーワードは「人口」です。
米国は現状世界経済の中心であることに加えて先進国の中でいまだに人口が増えている国です。
経済成長(≒GDPの成長)には人口増加が深く関わっています。
世界経済の中心で、現在も人口が増えている米国はこれからも経済成長することが固い投資先です。
同様の理由で、世界全体に投資するインデックスファンドも定番の投資先です。
日本や欧州の先進国では人口減少が進行していますが、中国・インド・アフリカ大陸では人口が増えており、全世界としての人口はこれからも増えていきます。
そんな全世界に投資すれば米国のときと同様の理由で確実に儲かる投資先と言えます。
この考えはぼく独自のものではなく、以前紹介した下記の書籍から学んだものです。よかったら読んでみてください。
書籍紹介:『33歳で手取り22万円の僕が1億円を貯められた理由』
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6.投資の運用方針:基本はほったらかし
投資先を決めたらどのように運用するかという話になります。
含み益5%や10%など、ある程度の利益が出そうになったら売却するという運用方針もありますが、
積み立て投資で購入した商品は原則売らない
つまりほったらかしが投資の運用方針になります。
理由は途中で売却してしまうと複利の効果が得にくいからです。
つみたてNISA口座で投資した商品は、まとまったお金が必要な時に捻出するときだけ売却するものと考えましょう。
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