働く時間(インプット)を最小化しよう:『ゆるく考えよう(ちきりん著)』

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mohamed HassanによるPixabayからの画像)

やまだゆう(@yamaday0u)です。

今回は読んだ本から得た知見を共有したいと思います。

ちなみに2020年に読んだ本をまとめたページを作っているので、何か読むものを探したい方はぜひ見てみてください。

2020年読書記録(個人で稼げるようになりたい公務員のblog)

 

『ゆるく考えよう 人生を100倍ラクにする思考法』(ちきりん)

今回取り上げるのはちきりんさんの『ゆるく考えよう』です。

本書は、

『既成概念に囚われるのはやめよう、社会の常識とされていることであっても、そのまま無条件に受け入れる必要はない、私たちはひとりひとり違うんだから、ちょっとくらい〝ゆるく〟考えてもいいじゃないか』

という観点からちきりんさんの考えまとめられています。

ぼくなりに書籍の結論を一言で述べるなら社会の常識に縛られずにいこう、です。

今回から何回かに分けて本書で印象を受けた項目を取り上げていきたいと思います。

インプットを最小化しよう

初回は「インプットを最小化する」です。

本項目では、ブラジルと日本の土地の広さの違いから農業の土地生産性に大きく差が付いた話が紹介されています。

土地の広さ(インプット)が制限されていたために、日本では土地生産性を上げる努力をし続けてきました。

このことから、仕事の生産性を上げるために働く時間を短くしようという考えにつながります。

働く時間を短くしよう

ちきりんさんの結論として、インプットが無制限にあれば、人間は生産性をあげようと考えないので、生産性を上げる方法を思いつきたいならインプットを制限すればよいとしています。

ぼくもこの考えに大賛成ですが、働く時間を短くすることによる個人と組織へのメリットをぼくなりに考えました。

個人へのメリット

働く時間を短くすることの個人へのメリットは、以下の2点です。

  • 長時間労働を減らせて心身の健康維持につながる
  • 定時までに仕事を終わらせるために仕事の生産性を強制的に上げられる

特に2点目について、ぼく自身も定時で仕事を終わらせてプログラミングの学習時間を確保するために、担当業務の生産性を必死に上げました。

具体的には下記のようなことをして生産性を上げました。

  • 一度経験した業務のマニュアル化の徹底
  • 検索しやすいようにシステム上のデータ保管庫の階層の整理、データ名の具体化

マニュアル化によって次回以降の業務遂行の高速化、自分が不在のときでも他の人に仕事を進めてもらえる状態を実現しました。

また、システム上のデータ保管庫を整理することで、過去に使用したデータを探す時間を短縮できるようになりました。

このように、働く時間を短くしようとすると、より少ない時間(インプット)で同じ仕事量(アウトプット)をこなせるようになります。

組織へのメリット

働く時間を短くすることの組織へのメリットは、以下の通りです。

  • 業務の属人化を解消できる
  • より少ないコストで成果を上げられる

個人へのメリットで述べたとおり、ぼくがやった「自分が不在のときでも他の人に仕事を進めてもらえる状態を実現」は、生産性を上げるための王道の方法です。

他の人でも仕事が進められるようにすることは、仕事の属人化を解消することと同義です。

組織にとっては「ある特定の人しかできない仕事」が存在しない方が、人材が流出したときのダメージが少なくて済みます。

リスク回避になるわけです。

また、社員の生産性が上がり、より少ない時間で成果を上げてもらえるようになれば、より少ないコスト(人件費)で成果を上げることにつながります。

ここまでで働く時間を減らして生産性を上げることのメリットは分かったと思います。

とはいえぼくが言うまでもなく、労働時間を減らすことのメリットはみなさんよくご存知だと思います。

なので、ぼくからは次の提言したいと思います。

有給をどんどん取ろう

定時で仕事を終わらせるだけでなく、有給をどんどん取って1日単位で働く時間を減らして、生産性を爆速で上げていこうということです。

今の仕事が多くて有給を取るのは大変だという方は、次のアクションプランに沿って、生産性を上げるチャレンジをしましょう。

  1. 定時帰りの習慣化を目指して上記で紹介したような方法で生産性を上げる
  2. 定時帰りが習慣化してきたら、予め有給を取る日を決めてさらに生産性を上げる

このアクションプランのキモは、予定がなくても予め有給を取る日を決めることです。

仕事が落ち着いてから休もうとは決して考えてはいけません。

仕事を休む日が先に決まっていると、その日に向けて毎日定時で帰りながら仕事を終わらせる方法を必死に考えるようになります。

これまでよりも爆速で生産性を上げることができるようになるでしょう。

おまけ:休むために休もう

蛇足になりますが、日本人は予定がないと有給を取ってはいけないというような考えを持っている人が多いように思います。

ぼくの職場でも、有給を取ろうとすると先輩から「何するの?」「どこいくの?」「どうせ遊びに行くんだろう」と言われることがよくあります。

良くも悪くも勤勉で、「労働」が生活の中心になりがちな日本人のらしいやりとりだな、とぼくは思っています。

正直、単に仕事から離れて気持ちをリフレッシュするだけでもいいのです。

休みたいから休むで十分です。