自己成長における最強のアウトプット法『アウトプット大全』
(mohamed HassanによるPixabayからの画像)
やまだゆう(@yamaday0u)です。
今回は書籍紹介シリーズ、樺沢紫苑さんの『学びを結果に変えるアウトプット大全』の第3回です。
前回の記事はこちら。
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自己成長における最強のアウトプット法とは
それは「教える」です。
人に教えた経験がある人はわかると思いますが、しっかり理解していないと、人に教えることはできません。つまり、教えることで、自分の理解度や不十分な点が明確に見えてきます。そして、実際に「教える」日までしっかり勉強して、その不十分な部分を補います。つまり、「教える」はアウトプットであり、フィードバックであり、さらなるインプットでもある。自己成長の3ステップをすべて含んだ、三位一体、完全、最強のアウトプット術であり、自己成長術であるといえるのです。(『学びを結果に変えるアウトプット大全』より)
教えることによって、「教える(アウトプット)」→「自分の理解度や不十分な点が明確になる(フィードバック)」→「不十分な部分を補う(インプット)」→「教える」…
という自己成長のサイクルを回すことができるというわけです。
人に教えれば専門性や優位性が高まる
だれかに自分の専門分野を教えてしまうと、その組織内での自分の優位性が失われると思って、教えることに消極的になる人もいますが、実はその逆なんです。
むしろ人に教える中(アウトプット)で、自分の中で「あれ、これは曖昧だな。実際はどうなんだろう?」と疑問や気づきを得られ(フィードバック)、それをちゃんと調べて理解をすること(インプット)で、専門性や優位性がもっと高まるのです。
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教える場面例
本書では、具体的にどのような場面で「教える」ことをスタートすればいいか、4つの場面を紹介しています。
- 個人的に教える、友達同士で教え合う
- 勉強会や研究会に参加する、立ち上げる
- 講師を引き受ける
- プロ講師になる(お金をもらって人に教える)
1番目はかなりハードルが低いとは思いますが、実はもっと始めやすい場面があるな、と僕は思いました。
説明することを楽しめば、仕事も楽しいことだらけになる
ぼくは、「教えることは、説明することにも言い換えられる」と考えています。
「教える」≒「説明する」だと考えれば、仕事中は説明するチャンスが数多くあると思いませんか?
顧客に商品やサービスについて説明する、同僚に社内システムや業務のことを説明する、上司に現状や問題点を説明するなど、仕事をしている人であれば必ず説明する機会があります。
説明することで自己成長につながると思えば、仕事で人に説明することが楽しみになります。
実際、ぼくの場合も直属の上司に説明するだけでなく、その上の部長や市長に説明する機会をもらえたとき、以前だったら「緊張するし嫌だなぁ、気が重いなぁ」と思っていたでしょうが、「どう説明したらわかりやすいだろうか」と考え、それ自体が楽しいと思えるようになりました。
これほどハードルが低くて、自己成長につながるアウトプットはそうそうありません。
誰かに説明をするチャンスをもらえたら、積極的に楽しんで取り組みたいものです。
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過去の『アウトプット大全』シリーズ
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