寝る前15分の「記憶のゴールデンタイム」を活用しよう!『神・時間術』
(wixin lubhonによるPixabayからの画像)
やまだゆう(@yamaday0u)です。
今回は書籍紹介シリーズ、樺沢紫苑さんの『神・時間術』の第2回です。
前回の記事はこちら。
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寝る前の15分が記憶のゴールデンタイム
本書では、寝る前15分が記憶のゴールデンタイムであると語られています。
記憶のゴールデンタイムとは、1日の中で覚えたことが最も記憶に残りやすい時間帯であるということです。
その理由は記憶の衝突が起こらないからです。
何かを暗記してから、その後に余計な情報を入れると、「記憶の衝突」が起こり、脳が混乱し、睡眠中の情報の整理、記憶の定着に支障をきたします。しかし、寝る前15分に暗記したことは、他の情報と衝突しないために、すんなりとそのまま記憶として定着するというわけです。(『神・時間術』より引用)
言われてみれば当然のことで、寝ている間は新しい情報が入ってこないので、寝る直前に記憶したことが頭の中で整理されて定着しやすいというカラクリです。
記憶のゴールデンタイムにやりたいこと
寝る15分前に記憶したことは記憶に定着しやすいことを踏まえて、記憶のゴールデンタイムを活かしてやりたいことを上げていきます。
暗記系の試験対策
記憶に定義しやすいということで、まずはこれを思い浮かぶ方も多いでしょう。
学生の方は、問題演習は早めの時間で切り上げて、寝る前は暗記系の学習に切り替えるといいと思います。
社会人も資格などの試験対策に加えて、プレゼンテーションなどの原稿を記憶するのにも大いに活かせそうです。
今日楽しかったことの振り返り
1日の終わりを、今日楽しかったことの記憶で締めくくることで、毎日を楽しく過ごすことができます。
日記に書いたり、SNSに投稿しても良いと思います。
読書
読書も定番で、ぼくは毎日寝る前に読書の時間を設けています。
インプットしたことを頭の中に定着させ、少しでもアウトプットにつなげたいと考えているので、記憶のゴールデンタイムに読書をすることは、ぼくにとっての最適解です。
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記憶のゴールデンタイムに絶対やってはいけないこと
逆にやってはいけないことを見ていきましょう。
以下のことをやらないように心がけるだけで、主観的な人生の楽しさを格段に向上するでしょう。
テレビ
テレビからは、あなたにとってどうでもいい情報が大量に流れてきます。
余計な情報を入れることで、その直前まで記憶しようとしていたことが記憶の衝突により、覚えが悪くなってしまいます。
なので、試験勉強を頑張ったごほうびで、テレビを観ることは、せっかく記憶したことを忘れやすくしてしまう最悪の選択肢なのです。
同様の理由で、目的のないSNSチェックやネットサーフィンは避けた方がいいでしょう。
今日嫌だったことを思い出すこと
さきほどの「今日楽しかったことの振り返り」の反対で、嫌だったことや失敗体験を思い出して1日を締めくくるの絶対にやめたいです。
失敗体験を引きずったまま翌日を迎える習慣が続いてしまうと、自尊心の低い人間になってしまいます。
仕事でミスをして客先や上司に怒られたことなどは寝る前に思い出さないようにしましょう。
過去の『神・時間術』シリーズ
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