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これだけは実践したいインプットの基本原則『インプット大全』

Book Review

Gerd AltmannによるPixabayからの画像)

やまだゆう(@yamaday0u)です。

今回は書籍紹介シリーズの『学び効率が最大化するインプット大全』の第1回です。

以前紹介した『学びを結果に変えるアウトプット大全』、『神・時間術』と同じく、樺沢紫苑さんの著書です。

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本書の構成

本書の構成はこういう感じです。

最後の「インプット力を飛躍させる方法」はかなり上級者向けの内容だったので、始めて読む方はそれ以前の項目から気づきを3つ得られれば十分かなって感じです。

インプットの基本法則

インプットには、読む、聞く、見るという方法がありますが、インプットの効果を上げる観点から、それらのどの方法でも守るべき基本法則があります。

今回はいくつかある基本法則から、1つ紹介します。

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目的を明確する

そのインプットの目的は何ですか

突然ですがあなたが何か本を読んだり、勉強をしたりするとき、目的は何か、意識していますか?

ただなんとなく、将来役に立ちそうだからといった理由で英語の勉強をやったりしていませんか?

実は、何年か前のぼくもそういう理由で英語の勉強を何回も始めてはいつの間にかやめていました。

趣味でやっている分には構いませんが、自己成長したい、何かを得たい、何かを成し遂げたいと思ってそれらをやるなら、その目的を明確にする必要があります。

方向性とゴールを設定しよう


ijmakiによるPixabayからの画像)

先ほどは目的と言いましたが、目的は「方向性」と「ゴール」に分解することができます。

インプットをするときは必ずこの方向性とゴールを設定しましょう。

方向性とは、「なぜそれをやるのか」に対する理由のキーワードです。

たとえば、英語の勉強というインプットをする場合、「なぜ英語の勉強をするのか」に対する理由が「留学に行きたい」であれば、留学が方向性(キーワード)となります。

ゴールというのは、「いつまでにどうなりたいのか」という、到達具合を確実に図ることができるアウトプットの基準です。

英語の例で言えば、半年後のTOEICで500点取るといったのがゴールです。

「いつまでに」、「どうなりたいか」が明確になっていて、到達点が確実に図ることができます。

到達点が明確になっていれば、そこから逆算して、今から何をしていけばいいかがわかります。

それがインプットの効果を上げることになるのです。

次の2人のうち、どちらの人が学びが続いて英語が上達しやすいか、一目瞭然ですよね。

  • ただ「将来なにかの役に立つかも」という理由で英語を学ぶ人
  • 留学に行くため「半年後のTOEICで500点取る」という理由で英語を学ぶ人

インプットと、方向性・ゴールを設定することは必ずペアで行うことで、あなたのインプットの効果は格段に上がります。

ぼくの場合「なぜプログラミングを学ぶのか」

現在、ぼくはプログラミングスクールに通ってプログラミングの勉強を毎日しています。

なぜプログラミングを学ぶのか、その目的を整理すると以下のとおりです。

  • 目的:将来性が高く、場所にとらわれずに働きやすい環境に転職する
  • 方向性:IT業界にITエンジニアとして転職する
  • ゴール:2021年9月までにITエンジニアに転職する

正直なところ、この目的にはまだ腑に落ちていません。いまいちピンときていないです。

まだまだ明確にすることができると思うのですが、今の段階ではここまでが言語化できるレベルかなって感じです。

これは日々ブラッシュアップしていきたいと思います。

みなさんも何かを学ぶ(インプットする)とき、目的を明確にしてみてましょう。

10秒くらいしかからない「目的を明確にする」という工程を経ることで、あなたのインプットの効果は大幅に上がります。

やらない手はありませんよね!

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