食事・スキンケア・クリーニング用品を見直して環境毒素から身を守ろう『すべての不調をなくしたければ除菌はやめなさい』(原題:Eat Dirt)

すべての不調をなくしたければ除菌はやめなさい(原題:Eat Dirt)

やまだゆう(@yamaday0u)です。

今回は、『すべての不調をなくしたければ除菌はやめなさい』の書籍紹介シリーズの第4弾です。

第1弾の記事、病気の7割は腸を健康にすれば治せる?『すべての不調をなくしたければ除菌はやめなさい(原題:Eat Dirt)』の中で、リーキーガットが引き起こされる原因として次の5つを紹介しました。

  • 食物供給の質の荒廃(食べもの)
  • 絶えざる細菌との戦い(除菌)
  • 環境毒素の増加(環境毒素)
  • 現代生活における圧倒的なストレス(ストレス)
  • 薬の過剰使用(抗生物質)

今回は3つ目の環境毒素の増加(環境毒素)について取り上げていきます。

便利さの代償

多忙なライフスタイルのせいで、長期間保存できる食品のような便利な食品への依存度が増してきました。

便利な食品を開発する過程で、環境毒素が混入することになります。

環境毒素

環境毒素の面で危険なのは、化学農薬、除草剤、殺虫剤などが使われた土壌で育てられた野菜を食べることです。

こうした化学物質が残留している野菜を食べることで肝臓や消化器に害を及ぼします。

化学物質

食べるものだけでなく触れるものにも気をつけなければなりません。

たとえば石けん、デオドラント剤、歯磨き剤、シャンプー、食器洗い洗剤、洗濯洗剤などです。

本書ではパーソナルケア製品とクリーナー製品に含まれる2,983種類の化学物質が分析され、次のように結論付けられたと紹介しています。

  • 100種類以上が毒素
  • ほぼ800種類が急性毒性、つまり急激な反応を引き起こした
  • 314種類が体内の生態系に生物学的変異を起こした
  • 376種類が皮膚と目への刺激の原因となった
  • 148種類が実験動物で腫瘍を発生させる可能性があった
  • 218種類が妊娠中の合併症の原因となった

以上のような、過剰な毒素はリーキーガットの主な原因の一つです。

腸が炎症を起こすと、密着結合部分が弱まって、食物粒子、環境化学物質や細菌廃棄物によって傷つけられやすくなり、それらが消化管から漏れ出し、体内に入りリーキーガットを引き起こします。

本書では、以下のように食事と肌につけるものを置き換えていくことを提案しています。

食事を改善しよう

有機栽培の食べ物を選ぼう

食事を改善する第1の提案は有機食品を食べることです。

  • 化学農薬、除草剤、殺虫剤を使っていない、有機栽培の果物や野菜や穀物
  • 牧草を飼料とし抗生物質や成長ホルモンを与えられていない家畜を原料とした乳製品や肉
  • 有機成分の材料を使った袋詰めのアマニ・クラッカーや発芽玄米パンなどの食品

有機食品のデメリットとして、そうではない食品と比べて価格が高いことが挙げられます。

でも「今農家に払うか、後で薬屋に払うか」という視点で考えると、どちらを普段の食事に取り入れるべきか、答えは1つではないでしょうか。

発酵食品を食べよう

食事を改善する第2の提案は発酵食品を食べることです。

冷蔵庫が発明される以前は、食品を長期間保存するために発酵という方法が採られていました。

そして発酵食品にはたくさんの善玉菌が含まれているため、自然と腸内環境を豊かにしてくれます。

本書では、例として以下のような発酵したキャベツのメリットを紹介しています。

発酵したキャベツは長期に保存できるだけでなく、新鮮時のキャベツに比べ、ビタミンCやBの含有量が増え、同時に生きた乳酸菌やその他の善玉菌も多く含んでいる。(中略)このような発酵には食品を保存する以上の働きがある。それは食品の栄養をさらに体に吸収しやすくすることである。ザワークラウトの場合、同じ量の生のキャベツに比べビタミンCの量が20倍もある。

また本書では様々な発酵食品を紹介していますが、そのうち一般過程で手に入れやすいものをリストにしました。

どれも近所のスーパーで購入できるものなので、普段の食生活に取り入れていきたいですね。

  • ヨーグルト
    腸内フローラを改善し、主要なプロバイオティクスであるラクトバチルス菌とビフィズス菌を含む
  • 納豆
    発酵大豆から作られ、とても強力なプロバイオティクス、枯草菌を含む
  • ザワークラウト
    有機酸、ビタミンCや消化酵素、ラクトバチルス菌のような自然な乳酸菌を多く含む
  • キムチ
    ラクトバチルス菌だけでなく、ビタミンA、B、Cも多く含む

肌に触れるものを見直そう

肌に触れるものを見直す対策として、本書ではエッセンシャルオイルを使って身の回りのパーソナルケア製品とクリーナー製品を置き換えてみることを提案しています。

エッセンシャルオイルのうち、たとえばティーツリーオイルには過去の医学研究から、穏やかで局所的な抗菌剤としての効果が証明されています。

エッセンシャルオイルを使うことで、石けんやデオドラント、日焼けスプレーなど様々なものをハンドメイドすることができます。

細かい作り方はぜひとも本書を読んでみてください。

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