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預金はいくらまで貯めればよいのか~預金と投資のバランスを考える~

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やまだゆう(@yamaday0u)です。

今回は資産運用の観点から、銀行預金はいくらまで貯めればよいのかというテーマを考えていきます。

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はじめに

「とりあえず貯金しよう」と考えている人は少なくないと思いますが、どれくらい貯金すればよいと考えているのでしょうか。

「多ければ多いほど良い」と思うでしょうが、利回りの低い銀行口座にただお金を貯めるだけではもったいなかったりします。

銀行口座よりも利回りの高い投資にお金をつぎ込んで、お金にお金を稼いでもらうという考えも重要です。

だからといって預金はせず全額投資に回すのも考えものです。

そこで、投資とのバランスを考えながら預金はいくら貯めればよいのか、ぼくなりの考えを述べていきます。

結論:預金はネット銀行で手取り年収分貯める

そして、手取り年収を上回った分は投資信託や株式投資などの投資に回します。

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預金の役割

まず、預金はなんのためにあるのかを考えましょう。

預金の役割は「万一のときのセーフティネット」です。

たとえば

  • 無収入になったときの当面の生活費
  • 大病や怪我をしたときの自己負担分の医療費

これらを賄える一定の金額を預金として持っていれば、役割を全うできるわけです。

預金の価値

預金の価値は「すぐに使えるお金であること」です。

たとえば株式やファンドで持っているお金は、現金化にある程度時間がかかります。

一方、預金はATMから下ろすだけですぐに使える現金になります。

ここまでの話をまとめると預金は、万一のときのセーフティネットとしてすぐに使えるお金ということになります。

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手取り年収ってどれくらい?

結論では手取り年収分を預金に入れるとしていました。

手取り年収分ってどれくらいの金額を指すのでしょうか。

手取り年収は人によって違うと思いますが、ここでは新卒の年収の目安である300万円くらいを想定します。

年収300万円なら、社会保険料などを引いた手取り年収は200~250万円くらいなので、200万円くらいは貯めて預金口座に入れておきたい金額です。

ちなみに、大病を患ったときにはいくらくらいお金が必要なのでしょうか。

実は月10万円位を捻出できれば大体の場合はどうにかなったりします。

日本人は、国民皆保険制度により全国民が公的医療保険(健康保険、国民健康保険、後期高齢者医療制度のいずれか)に加入しています。

公的医療保険の高額療養費制度により、保険適用の医療であれば年収にもよりますが大抵の場合、月の負担上限額は10万円程度で済みます。

つまり上記の200万円もの預金があれば、20ヶ月分くらいの医療費はまかなえてしまうわけです。

預金口座を開設する銀行の選び方

預金口座を開設する銀行を選ぶポイントは2つです。

ポイント1.金利が高い

せっかくお金を預けるなら、金利が高いところにしたいですよね。

オススメはauじぶん銀行と楽天銀行の2つです。

ポイント2.手数料がかからない

ATMからお金を下ろすとき、手数料がなるべくかからない銀行を選びましょう。

完全に手数料が無料という銀行はそうは無いですが、回数制限付きで手数料が無料の銀行はたくさんあります。

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おすすめの銀行

以上を踏まえて、ぼくがおすすめする銀行は以下の2つです。

どちらもネット銀行です。

1.auじぶん銀行

auカブコム証券の口座と連携する「auマネーコネクト」を設定すれば、通常金利0.001%のところが100倍の0.1%になります。

「au PAYアプリ」との連携や「au PAYカード」の引き落とし口座に指定することで最大0.2%まで狙えるのが魅力です。

公式HPでも、業界最高水準と謳っています。

じぶんプラスのサービスが優秀

auじぶん銀行では、預け入れ残高や利用状況に応じて5つのステージごとにATM利用手数料、振込手数料の無料特典を受けられる「じぶんプラス」というサービスを提供しています。

じぶんプラス
ステージ
12345
預け入れ月1回無制限無制限無制限無制限
引き出し月0回月3回月4回月8回月11回
ATM利用手数料の無料回数
auじぶん銀行HPより筆者が作成)
じぶんプラス
ステージ
12345
auじぶん銀行間
三菱UFJ銀行への振り込み
無制限無制限無制限無制限無制限
上記以外月0回月0回月1回月8回月15回
振込手数料の無料回数
auじぶん銀行HPより筆者が作成)

預金が100万円以上あればステージ4のサービスが受けられます。

そうすると、ATM引き出しは月8回まで無料、他行振り込みも月8回まで無料となり、日常生活で利用するには十分に便利なサービスといえるでしょう。

2.楽天銀行

楽天証券口座と連携することで、通常金利0.02%が0.1%になります。

無料のハッピープログラムに登録すれば、ATM利用手数料は月7回まで無料、給料などの受け取り口座に指定することで他行振込手数料が月3回まで無料になります。

手取り年収を超えた分の使い道

200万円を超えた分はいよいよ投資に回します。

今回は細かい説明は省きますが、インデックス投資であれば利回り5%は十分に実現可能です。

銀行の金利が上記の通り0.001~0.2%であることを考えると、圧倒的に利回りがいいですよね。

もちろん時期によっては元本割れするリスクがありますが、長期的には増えます。

参考:ぼくの運用

ぼくは、楽天銀行とauじぶん銀行でそれぞれ100万円を切らないようにキープして、それを上回るお金はつみたてNISAや投資信託、iDeCoで運用しています。

高給取りではないので運用している金額は小さいですが、セーフティネットを維持しつつ、銀行口座に預けるよりも高い利回りを実現しています。

つみたてNISAをはじめよう:投資初心者のために徹底解説

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