yamaday0u Blog Written by yamaday0u

Docker(docker compose)でKeycloak環境を構築

SSO

yamadayouです。今回はDockerでKeycloak環境を構築するサンプルを紹介いたします。

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Keycloakとは

Keycloakはオープンソースのソフトウェアで以下の機能を提供してくれます。

  • シングルサインオン(SSO)
  • API認可

Keycloakは無料で使えるので、上記の機能を学ぶには非常に良いソフトウェアです。ですので、Keycloakを試す環境を作るため、DockerでKeycloakを環境を作る方法を紹介します。

今回はみんなが「すぐに使えること」をコンセプトにKeyclaokのdocker-composeファイルを作りました。

docker-composeファイルを実行する

早速ですがdocker-composeファイルは以下のように作りました。なお、下記ファイルはぼくのGitHubでリポジトリを公開しているので、そちらからクローンしてみてください。

version: "3"

services:
  keycloak:
    image: jboss/keycloak:16.1.1
    environment:
      KEYCLOAK_USER: admin
      KEYCLOAK_PASSWORD: ${KEYCLOAK_PASSWORD}
    ports:
      - 4000:8080

ファイル内のKEYCLOAK_PASSWORDは環境変数を参照するようにしてあります。ご自身のPCにお好みの値を設定してください。直接書いてもらっても構いません。

ターミナルでdocker-compose.ymlが存在するディレクトリに移動し、以下のコマンドを実行してください。

docker compose up -d

無事に立ち上がったら、ブラウザで「http://localhost:4000/auth」にアクセスしてみましょう。以下の画面のようにウェルカムページが表示されれば成功です。

ウェルカムページ

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Keycloakにログインする

次に管理者としてKeycloakにログインしましょう。

ウェルカムページの「Administration Console」をクリックして、ログイン画面を表示してください。ユーザー名とパスワードの入力を求められるので、それぞれ以下のとおり入力してください。

  • Username or email → admin
  • Password → ご自身で設定したパスワード

ログインが完了して管理者コンソールのトップページが表示されれば完了です。

管理者コンソールのトップページ

参考書籍

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