『人生の教養が身につく名言集』を読んで
今回読んだ本は、僕がほとんど信仰していると言ってもいい出口治明さんの著書『人生の教養が身につく名言集』(三笠書房)という本。
この本には古今東西の偉人たちの名言が、出口さんの解釈や体験談付きで載せられています。
名言といえば座右の銘のようなものを思い浮かべると思います。もしくは歯が浮くようなくさい言葉を思い浮かべるかもしれません笑
ですが本書に紹介されている名言は、人生の本質、人間の本質を言い表したものが多いのが特徴だと思います。
困難にぶつかったときに、「たしかこんな言葉があったな、悩み過ぎずにいよう」といった感じです。
本書で紹介されている名言の一つに「去る者は追わず 来る者は拒まず」という孟子の言葉があります。
大変有名ですね。
出口さんはこの言葉から『すべての人間関係を相手の心に任せ、こちらからは無理強いをしない、という謙虚な姿勢』を感じるとおっしゃっています。
そもそも人間関係は思うようにいかないもの、という当たり前のことを読み取れるとのことです。
人間関係は人間の最も大きな悩みの一つですが、このような姿勢でいれば余計にイライラしたり辛い思いをしたりすることは無くなりそうですね。
まとめに入ります。
正直、「そのたとえはちょっと強引じゃない?」と思う箇所も少なからずありました。
ですが、全体としては次のような生きる基本姿勢を教えてくれる良書だと思います。
人はどうしても自分が特別な人物だと思いたがるものですが、所詮は数多くいる人間の一人に過ぎないのです。
だから必要以上に自分の生活にストレスを感じないで、肩の力を抜いてくれる本だと、僕は感じています。
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