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【iOSアプリ】個人開発をしてアプリを公開するまでの経験をお伝えします!

iOS PRODUCTS

こんにちは、やまだゆうです。

【2024年7月29日】個人開発したiOSアプリをApp Storeに公開しました!

赤ちゃんの消耗品の管理をサポートするiOSアプリを公開しました!

https://twitter.com/yamaday0u/status/1817896308893679871

アプリの紹介や使い方などについては公式ページで解説しているのでこちらをご覧ください。

BabyGoodsManager公式ページ | yamaday0u Blog

この記事では個人でiOSアプリを開発、App Storeに公開するにあたってぼくが心がけたことをお伝えします。

この記事の内容

  1. 開発の経緯
  2. 個人開発をやり切るためのコツ①:完璧を求めない
  3. 個人開発をやり切るためのコツ②:生成AIをフル活用
  4. Apple Developer Programへの登録
  5. さいごに
  6. 参考資料

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開発の経緯

  • 「何がいくつあって、どのタイミングで買わないといけないかって判断が難しい」
  • 「適正量がわかりにくいので、子育て消耗品に特化したものがあると便利だ」

子どもが生まれたばかりのいとこから、こんな感じで開発依頼があったことがきっかけです。

ちょうど職場ではじめてのiOS開発の案件にアサインされたばかりで実戦の機会を増やしたいと思っていたこともあって個人開発をすることを決断しました。

開発のダイジェスト

開発開始からアプリ公開まで振り返るとこんな感じです。

  • 5月12日:開発を始める
  • 〜6月末:2週間に1時間程度の超スローペースで開発を継続
  • 7月1日:ChatGPTに課金して開発速度が爆速になる
  • 7月19日:機能がほぼ完成
  • 7月23日:Apple Developer Programに登録
  • 7月28日:App Storeに公開申請
  • 7月29日:App Storeでアプリが公開される

3ヶ月ほど経過していますが、実働は1ヶ月ほどです。これくらいのサイクルでないと公開までたどり着けなかったと思います。

個人開発をやり切るためのコツ①:完璧を求めない

Gerd AltmannによるPixabayからの画像

普段は会社でプロとしてエンジニアで働いている人間がいざアプリを開発しようと決意すると、次のような事を考えてしまいます。

  • 「設計書を書かなきゃ」
  • 「アーキテクチャはどうしよう(MVM?MVC?はたまたクリーンアーキテクチャ?」

こういう「ちゃんと開発しなきゃ」というマインドは、個人開発を進めるときは足かせになります。

ぼくもそのワナにかかりかけていたのですが、タイミングよく以下の記事を見かけて踏みとどまることができました。

個人開発で月1万円を稼げるようになった話。 #iOS – Qiita

個人開発と会社での開発は違う

大前提として個人開発と会社で行う開発は以下の違いがあります。

  • 人的リソース
  • 職務範囲

会社では複数名のエンジニアが協力してアプリを開発しますが、個人開発は当然自分ひとりだけで開発します。

自分ひとりで開発するのに立派な設計書や仕様書は必須ではありません。

また、会社ではエンジニアは開発だけに集中できますが、個人開発ではアプリの公開まで職務範囲になります。

Apple Developer Programへの登録や、App Storeに公開するために必要な情報の用意までやる必要があります。(プライバシーポリシーの用意は面倒だった。。)

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個人開発をやり切るためのコツ②:生成AIをフル活用

Gerd AltmannによるPixabayからの画像

iOSアプリをまともに開発したことがなかったので、SwiftUIに関する知識はほぼ皆無でした。

真面目に取り組もうとするとチュートリアルを実践して、仕様を学ぶということをしてしまいがちです。

今回は明確に作りたいものがあったので、SwiftUIやXcodeに関する知識は道具であると割り切ることができました。

ChatGPTをフル活用

足りない知識を補うために7月からはChatGPTに課金して活用しました。

課金することで以下の効用がありました。

  • ChatGPTとのやりとりでSwiftUIに関する知識を一気に増やせた
  • 月額課金なので1ヶ月以内に完成させようと爆速で開発をできた(締め切り効果)
  • ChatGPTで提供されているDAELL-EというAIを使ってアプリアイコンを作成できた

以上のことから個人開発ではChatGPTに課金してみることをオススメします。

一応、本でも勉強はしていたのでぼくが利用した本を載せておきます。


Apple Developer Programへの登録

Apple Developer Programへの登録はわかりやすい情報が公式では載っていなかったので一番大きなハードルでした。

いろんな先人たちが残してくれたブログを見て、内容理解はそこそこにとにかく登録を完了させることに集中しました。

Apple Developer Programの登録は少し時間がかかる

事前情報はありましたが、登録にはちょっと時間がかかりました。

  1. 7月20日:Apple Developer Program購入
  2. 7月22日:Apple Supportから本人確認書類の提出を求められてすぐ提出
  3. 7月23日:Apple Developer Programの登録完了

1から3の間、マイページにはアクセスできるけど【メンバーシップを購入してください。】と表示される状態が続きます。

以下の画像のように【保留中】と出ていれば購入手続き中なので安心してください。

【保留中】と出ていれば購入手続き中です。
最初はお金だけ払って何も進んでいないのかと焦りました笑

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さいごに

以上がぼくの個人開発を通して得た経験です。

個人開発をやりきるコツはとにかく小さく完成させることです!

この記事が個人開発をした皆さんの参考になれば嬉しいです。

参考資料

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